前回以下の記事で、「CA像を知る」ことの重要性について、お伝えしました。
そこで、今回は少しでも具体的にCA生活をイメージできるように一日の流れをご紹介します。
本記事は、こんな人に読んでもらえたら嬉しいです!
- 前記事を読んで、CA像を深めたい人
- CAの一日スケジュールの実際を知りたい人
- 純粋にCAの一日がどんな感じか、興味のある人
今回のシチュエーションは以下の通りです。
13:00発 〇〇発 羽田行き の計2便(日帰りパターン)
私の元職場でのとある一日のスケジュールですが、
大体の流れは大手二社であれば同じのようなので、参考になること間違いなしです。
勤務前
8:00 出勤~FLT前準備
- 羽田の空港に着いて、ロッカーで着替え・身だしなみ。
身だしなみについては、CA就活の時にも気になるところだと思うので、後日別記事をあげますねー!
- 客室センターで、PCやiPadを使ってフライトの準備をする
便全体の情報集めだったり、取れる限りの情報をお仕事が始まる前に取っておきます。
勤務開始
9:00 準備~プリブリ
客室センターの所定のデスク集合
ここが業務開始時間になります。
この時間までに準備を終わらせていれば、客室センターでご飯食べたり、何しててもOK。
プリブリ(プリブリーフィング)
フライト前の便情報、お天気、お客様情報、各便での目標、機材特有の知識確認などを行います。
ほとんどのCAと初対面の場になるので、(特に新人の頃は)ドキドキの瞬間です。
フライト中
10:00
~FLT~
業務内容については別記事でご紹介します。
12:00
便が到着地に着き、お客様が全員降機。
次の便までに、つかの間の休憩と、次便の準備をします。
前便がイレギュラー等で遅れたりすると、ここの時間がタイトになります。
前便での遅れを取り戻して、次便定刻通りに出られるかどうかは、CAP,CA,GSたちの力の見せ所になります。
13:00
次の便のお客様BDG(搭乗)開始。けっこうバタバタです。
15:00
お客様全員降機→CAP(キャプテン・副キャプテン)降機→CA降機
→ 客室センター戻る
15:30くらい
デブリ(デブリーフィング)をします。
本事例でいうと2便分の振り返りをする会議みたいなものですね。
プリブリで立てた目標の振り返りや、他便でも生かせる事例があれば、みんなで共有します。
何か習熟中であれば、関わったCAに、自ら振り返りをもらいにいきます。
勤務終了後
16:00くらい
解散。ここで業務終了となります。
社内に共有すべき事項があれば、この後残ってレポートを書いたりもします。
ロッカー戻って着替えて帰宅。
一日日帰りの乗務パターンは以上です。
いかがでしたでしょうか。
番外編
ちなみにですが、日帰りだけでなく、もちろん宿泊の乗務もあります。
その際には、以下のようなパターンになって、△△の場所でステイ(宿泊)します。
13:00発 〇〇発 羽田行き
16:00発 羽田発 △△着 の計3便(宿泊パターン)
翌日は△△から乗務開始なので、こうなりますね。
羽田発 〇〇行き
〇〇発 羽田着
こんな感じで、最大3泊4日まで連続勤務がありました。
必ずしも毎回羽田に戻ってくるわけでもないのと、
もちろん毎日が3便乗務なわけではなく、ある日は3便、ある日は2便、と変動もします。
ホテル暮らしみたいになるのが辛い人、楽しそうと思う人、様々だと思います。
このスケジュールを見て、実際自分だったらどうかな~と想像してもらえると嬉しいです。
お疲れさまでした!
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