Preplyというオンライン語学プラットフォームで副業できるらしい。
始めてみたいけど、どんなかんじかな?実際にやってみた人の感想が知りたい。
こんな疑問に、今日はお答えします。
お答えする私のPreply実績はというと、
日本語教師資格 なし
総レッスン時間 500時間~
総生徒数 68人~
平均レビュー 5.0
平均レッスン評価 5.0
総収入 3,939 USドル (月平均にすると約7万円超え)
こちら2023年4月に書いた記事のため、より最近のことが知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
正直、Preplyでのバイトはとっても楽しいです。
なので、ライバルが増えたら・・なんて気持ちもなくもないけど(笑)、適性ある方にはぜひトライしてみてほしい。
楽しいならやってみたい!でも、どんな人が向いてるの?
こんな人が向いてるよ~というのをまとめました!
Preplyはこんな人におすすめ
まとめると、こんな人におすすめのお仕事(在宅ワーク)です。
外国人とコミュニケーションを取るのが好き
PC(カメラ、マイク付き、かつ安定したインターネット環境)を持っている
教えることが好き
日本語や英語について勉強した経験がある
分からないことを自ら勉強できる
一つずつ解説していきます。
1時間以上のまとまった時間が取れる
レッスン時間は30分単位で、生徒さんと相談の元、設定可能です。
ですがやはり、1時間でレッスンを予約してくる人が多いのと、最初のレッスンは1時間の設定となっています。
細切れ時間での副業をしたい人よりも、1時間以上まとまって時間を取れる人がいいですね。
外国人とコミュニケーションを取るのが好き
言うまでもなく、Preplyでお仕事するならここが一番大事だと思います。
PC(カメラ、マイク付き、かつ安定したインターネット環境)を持っている
Preply公式HP「よくある質問」には、以下の記載があります。
デスクトップまたはノートパソコン、安定したインターネット接続、ウェブカメラ、そしてマイク機能がPreplyのバーチャルクラスルームを利用の際に必要になってきます。
持ってない人は用意する必要があります。
ちなみに私は、別途でヘッドマイクを購入して使用していましたが、「声が聞き取りやすくて良い」と好評でした。
ご参考までに、私の使っている物はこちらです☟ これさえ、世界中どこにいても仕事できます。
PC:
イヤフォン:
教えることに興味がある
「教える」といっても色々な教え方があると思いますが、
学校の授業ではないので1on1でじっくり生徒と向き合えるのがPreplyの良いところです。
聞き上手だったり、博識であったり、専門分野への知識があったり、などなど
あなたの強みが生徒のニーズにマッチする可能性は大いにあります。
「教えるなんてできない・・」と思わずに、思い切って始めてみた人勝ちだと思っています。
日本語や英語について勉強した経験がある
私は日本語について、学校で専門的に勉強したことはありません。
一方、英語は大学が国際関係の学部だったので、必然的に学ぶ機会が多かったです。
どちらか勉強した経験があると、教えることにも役立つと感じました。
それから、チューターとして登録する際のアピールポイントになります。
とはいえ、常に独学したり、時間やお金がある人は書籍や講座などで勉強するなど
自分で力をつけていく必要はあります。
分からないことを自ら調べられる
レッスンをしていると、聞かれて分からないことがたくさん出てきます。
そのレッスン中に調べるのも良いでしょうし、次回までの自分の宿題にしてもいいと思います。
一番だめなのは、分からないことを分からないままにしてしまうことです。
自分が生徒だとして、分からないことが未解決のままだったらモヤモヤしちゃうからです。
でも先生がしっかり調べて解答してくれたり、それにちなんだ問題を作ってくれたら、逆に信頼が高まっていきます。
生徒にコミットできてない(=レッスンの価値が下がる)だけでなく、自分の勉強にもならないので、必ず勉強して答えるようにしています。
私がPreplyを7ヶ月やってみた感想
もちろんPreplyでのお仕事にも、メリット・デメリットがあります。
ここからは7ヶ月続けてみたオススメポイントと、大変だったことについて感想をまとめましたのでご覧ください。
良かったこと
日本語を勉強している外国人と話すことで、刺激をもらえる。
普段外国の方、しかも日本語を勉強している外国の方と話す機会って、あまりないですよね。
レッスンをすることで、生徒から良い刺激をもらえます。
いろいろなバックグラウンドの人と話せるので単純に楽しい
日本に住んでいる中国や台湾の方
日本に来た事ないけど日本語を長いこと勉強しているカナダ人
日本人の夫と結婚してもっとコミュニケーション取りたいと思っているドイツの方などなど、
色々な方の学習背景を聞けるので驚きと楽しさがあります。
教えることで、日本語について自分も学べる
「は」と「が」の違いなんて考えたこともなかったなーとか、
日本で今流行っていることに興味を持つようになったりとか、
政治や宗教のことに自分の意見を持ってみたりとか。
聞かれて「えっ」とドキッとすることがたくさんあります。
その都度自分の学びになります。
英語を手段として使って、英語のスキルアップにもつながる
これはプロフィールの書き方次第なのですが、まだ学習初心者の方とレッスンをすると、英語で自己紹介したり説明しないといけない場面が時々あります。
自分が教えてお金をもらっているわけだけど、必然的に英語を話すことでスキルアップに。
「ここうまく説明できなかったなー」と思えば、調べて説明できるようになったり一石二鳥です。
営業スキルも身につく
Preplyでは営業を自分でしないといけません。
Preplyの仕組みとして、最初の1レッスンだけ無料。
レッスンに気に入ってもらえると、レッスンパッケージ(何回分)を購入してもらえ、1レッスンごとにレッスン代が自分に入る。
なので、まず1レッスンめで買ってもらえるように営業。
パッケージが終わりそうな頃に、自分で営業しなくてはいけません。
レッスン費用も自分で決めますが、レッスン途中で時給を上げる・下げるに関しても自分で説明が必要。調子に乗ってあげていると、生徒が離れていきます・・
好きな日を給料日にできる
給料引き出しに手数料はかかるものの、好きなタイミングで出金可能。
USDでレッスン料は入るので、為替を見て良い時期に下ろしたりできます。
レッスン経験を積み上げられる
アカウントを消さない限り、経験したレッスン数が0になることはありません。
つまり、何度辞めた期間があってもレッスンした経験は積み重ねができます。
これは収入にも関係してきます。Preplyではレッスン数を重ねるほど取られる手数料が減っていくので、ある一定期間頑張って、余裕ができたらまた始めることもできるのです。
※情報はPreply公式サイトより引用
1000円のレッスン料だったら、670円と820円かあ。
なにせ始めのころは大変。。最初だけ踏ん張り時です。
生徒が来ない場合にも授業料はもらえる
5分経っても10分経っても、生徒が来ないこともしばしば・・。
でもPreplyなら、生徒がレッスンに入ってこなくても、レッスン後の「承認」をしてもらうことで、通常通り授業料を受け取れます。
「承認」とは、生徒がレッスン終了後に、「レッスンを受けました」という証明?です。
生徒の都合によりレッスンに入ってこなかった場合には、生徒の責任になりますので、ほぼほぼ承認してもらえます。
もしくは、レッスン後72時間で自動承認を設定している生徒が相手の場合は、72時間ほどで自動承認されることになります。
なので、3日経っても自動承認されない場合には、生徒orサポートデスクに問い合わせる必要があります。
私は長いおつきあいの生徒さんであれば、メッセージで催促してました。
まあ9割は、レッスンの何時間後に「すみません、寝てました!」とか「わすれてました!」ってな感じで謝罪メッセージが来るので大丈夫です。私は問い合わせたことありません。
Preplyでは15分経っても生徒が来なかったら、退出していいことになっています!
一言「また来週お会いしましょう!」などとメッセージを残して、退出OKです。
大変だったこと
ここからは、お伝えしておくべき、ちょっと大変な面をご紹介します。
1時間フリートークは、割としんどい
基本的にレッスン時間は双方の合意で決められますが、やはり1時間の予約が入ることが多いです。
私ははじめ雑談ベースのレッスンだったので、1時間雑談していましたが、思ってたよりもしんどいです。
更に頻繁にレッスンを取ってくれる方とのレッスンだと、話す内容がない~~~となります。
今日はこんなこと話そう、こんな日本の紹介しよう、などあらかじめレッスンを練る必要がありますね(当たり前ですが)。
全くの日本語初心者には、教えるのが大変
日本語教師資格なし・英語もまあまあ、となると、英語で日本語を体系的に教えることに苦戦します。
レッスン入った時点でメッセージ機能を使い日本語の学習経験を聞いておいたり、そもそも初心者の方のレッスンが入らないようにプロフィールに書いておいたり、工夫が必要ですね。
フリートークだと、ある程度自分のことを話さないといけない
これもフリートークならではの悩みです。
雑談だと当たり前ですがお互いのことを話すことになるので、色々なプライベートな質問に答えないといけないことも往々にしてあります。
もし聞かれて嫌なジャンルがあれば、はっきりと伝えましょう。
1レッスンめの壁
最初の1時間はタダ働き、ここで継続してもらえないと収入は0円です。
営業力のところでも書きましたが、最初の1レッスンで終わると、しんどいです。
特に最初の固定レッスン生ができるまではそうなってしまうので、最初の1週間くらいは「1週間みっちり働いたのに0円・・何してるんだ・・」となりました。
それを超えれば収入になりますので、
最初は耐える!
そして、新規で予約が入れば継続してもらえるように頑張る!
このサイクルの繰り返しです。
問い合わせや一部機能が英語
そのまんまです。ただし、読み書きができれば問題ないので、Google翻訳などで読んだり、翻訳してお問い合わせすれば問題ないです。
Preplyを始めようかなと思っている方であれば、一程度の英語スキルはお持ちだと思うので、この点はそこまで心配しなくて大丈夫です。
ハラスメントポリシー違反
あまり心配をしてほしくはないのですが、実体験をお伝えします。
一度だけ、カメラで撮られて嫌な気分になったことがありました。
ある日の初回レッスンの方はカメラなしで参加(通常、9割の方はカメラありで参加してくれる)。
やりづらいな~と思いながらも、授業を進めていくとパシャパシャとスマホのカメラの音が・・
私が不審な顔をしていると、「兄弟にもレッスンを受けさせたくて、先生の雰囲気を伝えたいから撮った」と何とも怪しい理由でごまかしてきました。
結局その後のレッスンパッケージの購入はなし。
いやな気分だったので、事務局に連絡して、その方はブロックと注意してもらいました。
特に女性は、お気を付けください・・
やる気がみられない人にレッスンする場合
やる気のない方はたまにいます。
しかもそういう人に限ってレッスンが途切れず購入してくれたりする・・
やる気ないというのは例えば、
- レッスン中スマホを眺めながら片手間でレッスンを受ける
- こちらが色んな話題を投げても話が一瞬で終わる。 等々
ここに関しては講師側の技量も求められるところですので、いかにレッスンを充実かつ楽しいものにできるか、力の見せ所ですね。
(きちんと注意したり、時期を見て値上げしちゃってもいいと思います)
迷惑メッセージ的なのが届く
Preplyにはメッセージ機能があります。
レッスン前後の連絡事項であったり、レッスン中に文字や画像を共有したりして使えるものです。自分のレッスン生でなくても、生徒側は送ることが可能です。
たまにですが、ハラスメント的なメッセージが送られてきたりします。
誠実でないものは即ブロックでおっけーです。
Preplyでここまで稼げました
私の稼働状況:平日月~金
稼働時間: 8:00~22:00 一番早くて8:00 一番遅くて22:00終了
1か月目 0 ドル
2か月目 115ドル
3か月目 466ドル
4か月目 619ドル
5か月目 828ドル
6か月目 875ドル
7か月目 1033ドル
7か月目は100時間近く働いていたので、時給換算10ドルくらいです。
自分の語学力やスキル、教えられることが増えていけば、より時給を上げていくことも可能です。
私も8ドルから初めて、今は18~20ドルほどの生徒さんもいます!
まとめ
大変なことももちろんありますが、
在宅で、色々な方とコミュニケーション取りながら収入を得られる。
更には営業力や指導力、語学力も上がる。
お金だけでなくスキルアップしたい方に、ぜひおすすめしたいお仕事です!
講師登録は、よろしければこちらからどうぞ。
Preplyについては今後、始め方や、固定レッスン生を増やす方法など、ご紹介していきます。
2024年5月のPreply環境に関してはこちらです。
他にも在宅で英語を使って稼げるお仕事を紹介しています。
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