こんなお悩み、ありませんか?
英語長文が苦手だから、慣れたい。
TOEICの長文問題がとにかく苦手。
全体を見て、分からない英単語も推測できる力をつけたい。
読書が好きだから、洋書に挑戦したい。
本屋で洋書を買うのもいいけど、お金がかかる・・
文学翻訳に挑戦してみたい
そんな人に「Withstory」というアプリが優秀だと思ったので、
どんな風に良いのか、どうやって使うのか、まとめました。
アプリについて
一言で言うと洋書が無料で読めるアプリです。
機能はシンプルに2つ。
ReadingとWritingです。
Readingはシンプルに本の中身ですが、特徴は一文をタップすると、和訳が出てきます。
さらに和訳右下の地球儀マークをクリックするとGoogle翻訳に飛ぶので、単語が調べられます。
さらにさらに右上の▶をクリックすると、一文の音声が聞けます。これにより、シャドーイングも可能。
シャドーイングのすごさについてはご存知かと思いますが、別記事でも紹介してます。
Writingは和訳の一文があって、下に英単語の選択肢があり、英文を完成させるか、
もしくは、Readingの時と同じように音声を流して、ディクテーションする形で英文を作ります。
機能はシンプルだけど、
英文読解力と単語知識、そしてリスニング、ディクテーション、英作文力を網羅していると思います。
英語のレベルは?
ここがこのアプリの惜しいポイントですが、それぞれにレベル設定がありません。
そのため、純粋に「読みたい本」で選ぶしかなく、読んでみると自分には難しいと思うことがあるかもしれません。
ネット環境がなくても読めるの?
最初に本をダウンロードさえすれば、その後はネットを繋がずに読むことができます(音声も)!
どんな本が読めるの?
ジャンル分けがされていて、以下の通りです。
(ジャンルの横の数字は今日時点での作品数)
ロマンス 6
ドラマ 23
ミステリー 11
歴史 20
社会批判(?) 1
冒険 14
教養 4
哲学 10
人気のある劇(?) 2
ファンタジー 7
おとぎ話 4
短編小説 8
悲劇 4
詩 1
ホラー 9
道徳 2
ゴシック 6
サイエンス 5
1つの作品に複数のカテゴリーが付いているものもあるので、
合計数が収録数ではありませんが、参考までにカウントしました。
内容的には新しい本よりも、古い良書として知られているようなものが多い印象です。
ここからは、使い方について詳しくみていきます。
ご自身の強化したいところや興味のあるところだけでもご覧ください!
多読目的
・英語長文を読むことに慣れたい人
好きな作品を選んで、Reading機能でひたすら読みます。
私が普段実践している、多読のポイントは2つです。
前から読む癖をつける
読む速度を上げるためにも、返り読みはしないように気を付けています。
返り読みとは、その名の通り、英語を後ろに返って読んでいくこと。
例えば、この一文、
この図のように
と後ろから読み返すのではなく、
![](https://m-libry.jp/wp-content/uploads/2be4fb44f3dabe43f3b8525336669181.png)
と英語の順番で読むことを意識しています。スラッシュリーディングとも呼ばれます。
前者は時間がかかります。
主語のあと「.」の位置を探して飛び、更にその一文を読んだ後、視線を次の文頭にもっていくからです。
一方、後者は前から順に読んでいくだけなので、最初は慣れないかもしれませんが、慣れると圧倒的に早いです。
そして英語を英語の語順でとらえられるようになるので、スピーキングやリスニングの時にも役立ちます。
スラッシュリーディングについてもっと詳しく知りたい方は、検索してみてください。
話を戻すと、このアプリで読むときもぜひ、前から英文を読むことをおすすめします!
つい文末まで目を動かしてしまう人は、親指で文を隠しながら、前から順番に読む癖をつけてみましょう。
最初は時間がかかるし、とても読みづらいと思いますが、段々と慣れてきます!
知らない単語をすぐに検索しない
英文を読むときに、知らない単語って出てきますよね。
Withstoryには和訳もありますしGoogle翻訳を使って検索も簡単にできます。
でも、毎回知らない単語を全て調べてはいません。
例えば普段、日本語の本を読んでいるときに、ちょっと難しい表現が出てきたとします。
それを分からない度に辞書で調べていますか?
大抵の人は、前後の雰囲気からニュアンスをくみ取って、なんとなく推測して読み進めると思います。
仮にその言葉が何度も何度も出てきたり、話しの中ですごく重要そうなのだけ調べますよね??
(むしろ本読んでてネットで調べることなんて、ほぼ無い人がほとんどだと思います)
![](https://m-libry.jp/wp-content/uploads/ハムアイコン.png)
VIVANTの重要なことわざの意味を調べて、あれやこれやと推測しちゃったよね
![まつむら](https://m-libry.jp/wp-content/uploads/アイコン4.png)
ちょっと違うけど、大事なことだけ調べる意味では、その感じ!!…(突然出てきたな)
というわけで(笑)、文として読み進めて、全体のざっくりした意味を捉えるようにしています。
何回も出てくる動詞や、文意が全くつかめなくなった時点で、単語を調べる程度で大丈夫です。
良い意味で適当が大事です!w
「文意も何も、分からない単語が多すぎて全く分からない!!」
という人は、このアプリよりも先に語彙力UPがいいかもしれません。
急がば回れで、単語力をつけていくのをオススメします。
単語力UPのアプリもおすすめしているので、ご参考までに
英作文力を強化目的
Writingのほうの機能を使って、強化できます。
和訳を見て、英単語を選択して英文を完成させていきます。
同じ本をReadingで読み終わってから取り組むと、
和訳と英単語が結びつくので、単語の意味も捉えられます。
選択式なので単語のつづりまでは勉強できません。
ディクテーションしたい人
上と同じくWritingを使って、音声と合わせるとディクテーションができます。
音声を聞いて単語を選んでいきます。
こちらも英単語のベタ打ちではないですが、
選択式の分レベルが優しくなるので、0からのディクテーションが難しい方も楽しくできると思います。
まとめ
WITH STORYは、スピーキングパートはないので、通勤や通学の電車の中でもできます。
また、最初にダウンロードするだけでネット環境がなくてもできるので、様々な環境で英語が勉強できますね。
洋書を1冊1冊買うと結構お金がかかりますが、このアプリを使ってまずは英語長文に慣れてみるのをオススメします。
何といっても無料で、英語多読ができて、さらに音声まで聞けます。
コメント