CAになりたいけど、身長制限あるのかな
CA目指してるけど、身長で落とされないか不安・・
そんな悩みを抱えるあなたに、
身長156cmで大手国内航空会社のCAになった私が、
経験談と共にお伝えします。
これを読むことで
■ 150cm台でCAになることのメリットとデメリットが分かる
でも実際に働いていた私のこの記事を読んで、
参考の一つにしてもらえれば嬉しく思います。
いきなり事実というか私的現実を、結論からお話しします。
結論:155cm程度あれば採用される可能性が高いが、業務に支障あり
その理由を、順を追ってお伝えします。
就活時代
就活セミナーとか航空会社の説明会とかで、見るからに私は小さめの分類でした。
160cm以上の人たちが羨ましすぎて、常にパンプスはヒール7cm。
こちらの記事
キャビンアテンダントになるためには【元CAが試した行動7選】
でも書きましたが、整体に行ったり、とにかくずっと背筋を伸ばし生活したりしまして不安を和らげてました。
(私は大丈夫、という自信にはなった)
結果は、無事採用。
訓練時代
同期の24人の中で、155cmの私くらいの背の人は
3、4人くらいかな~という感じ。
働いてからもたくさんのCAとご一緒しましたが、私より小さい人にほぼ出会わなかった。
ちなみに、入社してからはヒールの高さ規定があり、就活の時使っていた7cmヒールのパンプスとはサヨナラしました。
※確か高さ4.5cm?で、横幅も規定あり、太目でないといけない。
これは、普段からピンヒールだと危ないのと、緊急時に飛行機から出るスライド(滑り台のようなもの)を傷つける恐れがあるためです。
なので、155cm未満の方は、業務的に少し大変になるかも・・という感想です。
メリットとデメリット
ここから、CAとして働いて感じたことです。
小柄で良かったこと
①同期、先輩(特にこっち)から、愛されキャラになれる。
②狭い機内でも、お客様に威圧感を感じさせない。偉そうに見えない。意外と大事!
大変だったこと
保安訓練や、毎日の機内業務に支障がでる
・CAの業務の中にある、以下のことが大変でした
ドアの開け閉め&チェック
年に一回の保安訓練のとき、そして毎便ごとのドアのチェックにおいて
届かなくて足がつるんじゃないかってくらい、全身を伸ばしてました。
上の物入の開閉作業
お客様に物をとってあげるとき、
便ごとに物入を開けて、安全の確認をするとき、
離陸・着陸のたびに、物入がきちんと閉まっているか確認するとき、
物入一個一個、届きませんでした。泣
なので、座席下の小さなステップを使って、確認してました。
これがまあ、大変で。。人一倍汗だくになって、疲れ果てていました。
長距離の国際線の最後の機内チェックとか、本当にしんどかった、、
155cm程度あれば採用の可能性は高いけど、大変な面も
私がCAを辞めた理由は、もちろん身長がすべてではないです
が
日常業務がしんどくなるのも、事実のひとつです。
グランドスタッフや、ラウンジのスタッフのお仕事もありますし、
他にも空港や航空業界、サービス業にはたくさんの業種がありますので、
合わせて検討されてみるのがいいかと思います。
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