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「大抵」と「大体」の違い【辞書の意味と例文】

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「大抵」と「大体」って、 何が違うの? 日本語
この記事は約3分で読めます。
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「大抵(たいてい)」と「大体(だいたい)」の違いって?

なんだか見た目も似ていて、響きも似ているこの二つの単語、どう違うのでしょう。

その違いと例文をまとめましたので、日本語学習者に説明する際にご活用ください。

 

 

 

「大抵」の辞書の意味

[名]
1 事柄の主要な部分。
2 事柄のあらまし。だいたいのようす。また、全体のうちの大部分。おおよそ。おおかた。
[形動]
ちょうどよい程度であるさま。ほどほど。
[副]
1 ほとんどすべてに及ぶさま。たいがい。
2 かなり確かだと推測するさま。ほぼ間違いなく。十中八九。
「全体の中の大部分」というイメージです。そうすると副詞の意味の「ほぼ間違いなく」もイメージがつきます。
「自分の推測の中で大部分を占める=間違いない」と考えると覚えやすい。

「大体」の辞書の意味

[名]細かい点を除いた主要な部分。また、全体を大づかみにしたところ。あらまし。おおよそ。
[副]
1 物事の要点、また数量などを、大づかみにとらえるさま。あらかた。おおよそ。
2 もとはと言えば。そもそも。
ニュアンスとしては、「大体」は、細部を除いた主な部分(漏れているものもあるけど・・・)の意。
「おおよそ(about)」に置き換えられる。
ただし、「昼は大体仕事している」の「大体」は「おおよそ」に置き換えられない。
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「大抵」と「大体」の例文を見てみる

「大抵」を使った例文

  1. 事の大抵を知る。
  2. 大抵の人が賛成している。
  3. 勉強も大抵にしなさい。
  4. 温泉なら大抵行きました。
  5. 休日は大抵家で過ごします。
  6. 八時過ぎなら大抵会えるでしょう。
  7. 大抵の場合はそうである。
  8. 私は大抵、日曜日の午後にショッピングに出かけます。
  9. 私は大抵8時頃に仕事が終わります。

「大体」を使った例文

  1. 大体の人が出席する。
  2. 話は大体わかった。
  3. 駅まで大体五分です。
  4. 大体言い出したのは君だよ。
  5. あなたの英語を大体理解できます。
  6. いつも大体1時くらいには寝ています。
  7. 私は大体7時に起きます。
  8. あなたは月に大体何冊の本を読みますか。
  9. 彼は大体あなたぐらいの年齢です。
  10. あなたの発音は大体合っています。

まとめ

ざっくりは意味が似ているので、例文を見て、どちらも使えるのか、どちらにしか使えないのか見てみてください。

例文と一緒に覚えてもらうのがおすすめです!

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