CA(客室乗務員/キャビンアテンダント)ってどうやったらなれるの?
CAになりたいけど、どうしたらいいのかわからない・・・。
こんな疑問に、お答えします。
私は、国内の大手航空会社に約4年いました。
大学3~4年生の時に、私が実際行っていたこと7選を、詳しく解説します。
◆CA就活対策をすることで、一般の就活対策にも応用可。
キャビンアテンダントになるためには【元CAが実際に試した行動7選】
就職活動
会社を知る、企業研究
一般の就職活動対策をしましょう。
CAといえども一会社員。就職活動をして客室乗務職として採用されなければ始まりません。
就職活動をよく恋愛で例えますが、それと同じで相手(=会社)を知らなければ、採用してもらえませんよね。
各社、具体的な採用基準があります。会社公式の採用ページをチェックしましょう。
ちなみにあまり大きくは変わることないので、前の年の内容でもOKです。
自分を知る
・企業研究がおわったら、その会社のイメージが見えてきたはずです。
企業研究の次は、自分について振り返ってみましょう。
・ちなみに私は就活用のA4ノートを一冊用意して、前半を企業研究のページ、後半を自分のページにしてました。
自分のページは、文字だらけでも、自分の特徴をイラスト風にしても、なんでも大丈夫です。
日々更新して、自分の取扱説明書を作りましょう。
自分自身で気づかないことも、家族や友達に「そういうとこあるよね~」と言われたこととか書いておくと、思いがけない気づきになります。
いろいろな経験を積む
・あなたの人生経験が、面接対策になる
いざ面接対策しようと思っても、エピソードが少ないと困りますよね。
早いうち、時間のあるうちから、いろーんなことをしておきましょう。
私はコンビニのアルバイト経験しかなくて、エピソードが薄いなと困り果て。
大学3年生から車内販売のアルバイトを見つけ、ネタ作りにしました。
結果として、面接でバリバリ使えました。
それだけでなく、とてもいい人生経験&思い出になりました。
バイトにとどまらず、似た業種のアルバイト(できたら接客業など業務が近いもの)、
部活動、サークル、留学、ボランティア活動などなど・・・。
あなたが一生懸命とりくめることならOKです。
実際に行動した経験は、必ず面接官に響きます。
CA像を知る
・あなたのなりたいCAって、どんなイメージですか。
イメージで、スーツケースひいて空港をさっそうと歩いてて、ヘアメイクばっちりで、世界飛び回ってるキャリアウーマンかなあ
イメージとしては素敵ですが・・なんとなくのイメージだけだと勿体ない!
将来のあなたの姿を、もっと具体的にしていきましょう~
具体的策としては
飛行機に乗る
お金と時間に余裕ある人や、乗る予定がある人向け。
知り合いでいないか探す
大学OG訪問とかチャンスあればもっとあれば、ぜひ話を聞いてみて!
近くの空港に見に行く
国内大手航空会社のグランドスタッフ(地上係員)できればチェックインカウンターの人をチラ見する。
怪しくない程度に観察。
仕事中のCAやグランドスタッフに話聞くのは、ほんとーに余裕ありそうな場合にはOKです。
優雅そうに見えてかなり忙しいのです。※業務内容について、後日ブログあげます!
近くに空港がないor近々飛行機に乗る機会もない人は
今は公式HPやインスタ、ツイッター、FBもあるので、そこでCAの姿を見つけて特徴を見つけてみましょう。
ふわっとではなく、文字化するのが大切です!
私は上記のうち、④以外すべてやってました。
「あこがれの人」ではなく、この人、と具体化できたら、色々と見えてきますよね。
例えば、背筋がいいなとか、話し方が落ち着いてて、使う言葉がきれいだったな、とか・・・
それを全部言葉にして、自分の私生活に取り入れましょう。
仮にCAにご縁がなかったとしても、必ずあなたの人生にいい影響を及ぼすこと間違いなしです。
ぜひ、無理矢理にでも機会を作って1回乗ってみることをおすすめします。
実際乗ってみたら、具合悪くなりやすい体質だったとか、
機内が思ったより閉鎖された空間であまり快適じゃなかったとか、
そういう直感は信じたほうがいいです。
残念なことですが、周りの同期で体調理由で辞めた人を何人も知っています。
環境的にストレスと感じるところに身をおくのは、長期的に見て健康的でないし、しんどいですよね。
他の職種に挑戦するとか、グランドスタッフとして働くとか、
そのほかにも素敵な仕事がたくさんあります。
英語を勉強する
・最低限のレベルは必要。
募集要項に書いてあるようなレベルは必要です。
まずは600点を目指しましょう。
ただ、基準なので、足りていなくて合格した人も知っています。
でも、せっかく好印象でもそんなところでマイナスされたら損ですよね。
それから、入社してから、担当クラスが上位クラスに上がるときなど、語学力が一定を超えていないと損します。
それだけでなく、上長にチマチマ言われる場合もあって、謎のストレスを受けることになります。
ちなみに実際の機内ではどうにかなるので、とにかく時間のない方はTOEICをゴリゴリ勉強して下さい。
自信を持つ
・いざ採用面接となったら、自信は大事です。
採用担当者は、あなたがCAとして活躍している姿を想像できるか、見ています。
そんな時に自信なさげな人と、自信があって堂々としている人では、
後者が圧倒的に印象が良いと分かると思います。
また、CAはプレッシャーのかかる場面も多いですが、
採用面接も同様にとてもプレッシャーかかりますよね。
なので、どんなに緊張して、実際自信がないとしても、笑顔を忘れず自信あるようにふるまってください。
ここは訓練で鍛えられるところです。
スクールやセミナーに行ってみる
モチベーションの維持
もちろんスクールやセミナーに行くと、最新情報がもらえたりしますし、面接対策もできます。
でも、一番のメリットは、「気持ちに火をつけられる」ということだと思います。
私は大学3年の時、ある航空業界セミナーで、あっというまに刺激をうけ、CAを目指すことになりました。
なんとなく「CAなれたらいいなー」と思ってるだけでは、どんどん周りに引き離されるだけです。
もし参加のチャンスがあれば、参加してみましょう。
※ちなみに私は、週に1回だけスクールに行っていましたが、そこについては別記事で解説予定です。
結論からいうと、人によって行ったほうがいい人と、行かなくていい人、がいます。
仲間(ライバル)に出会える
これはCA就活に限ったことではありませんが、就活は短いようで長いです。
自分ができなくて落ち込んだり、周囲と比べて「もう無理かも・・」と思ったり。
そんな時に、支えあって切磋琢磨できる仲間は絶対にいたほうがいいです。
私は就活が終わってからも、今でも連絡をとりあうような友人ができました。
就活セミナーや航空会社が主催するイベントなんでもいいので、参加する
・自分の売り込み
ただ参加するのではなく、自分を売り込む気持ちで参加しましょう。
質問できるタイミングでは質問する。
就活系のイベントであれば、採用面接かのような身なりで行く、など。
採用担当と話せる、
CAが来ている場合にはCA像の具体化、
面接でのアピールネタなど、メリットしかありません。
また、⑥のモチベーションの維持にも効果的です。
SNSや公式HPなど、頻繁にチェックしましょう。
番外編
背を伸ばす整体
明記されていないですが、CAは身長160cmが必要といったことはよく言われています。
これは、保安上の観点からきています。
実際、機内の上の物入れに手が届かない、飛行機のドアの開け閉め業務など、身長が大きくないかたは業務に若干の支障が出ます。
ちなみに私は156cmです。
就活の時から、他のどんな面で自信をつけても、身体計測で落とされないか心配でした。
そんな時見つけたのが、怪しげな整体。
背を一時的に伸ばす(関節にベルトをつけてゴキゴキされる・・)整体を見つけ、少し遠いところまで行ってました。
結果、157cmになれました。笑
身長に不安があるかた、もし調べてみて解決策がありそうであれば、トライしてみるのもありです。
身長に関してもっと知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。
ボイトレ
私はもともと人見知りで、話すのも上手ではなく、活舌も悪かったです。
面接対策をしたときに、面接風景をビデオでとられ、活舌の悪さに驚愕。
家の近くにあったボイトレ教室に2回ほど行きました。
なんとなく自分の傾向と解決策を教えてもらって、
あとは自分で家やスクールでひたすら練習!
気持ちの問題かもしれませんが、こういった
- 小さな努力が、自信につながります。
とにかく行動しましょう
ここまで読んだ方は、必ずどれか実践できそうなことが見つかったのではないでしょうか。
私もいろーんなことを試行錯誤で試しましたが、
全部「自分の自信をつけて自己肯定感を高める」ことが大事だと思っています。
これを読んで、今から行動できる人が、夢を目標に、そして夢をいずれ実現できる人です。
皆様のCA就活が成功する手助けになれば、嬉しく思います。
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